1人で漁に出た80代男性が船上で転倒 魚入れる箱に体はまって身動きとれず一時漂流【新潟】

10月4日未明、新潟県糸魚川市で1人で漁に出た80代男性が船上で転倒し、魚を入れる箱に体がはまって身動きがとれなくなり、一時漂流状態となる事故が発生しました。男性はその後、仲間の漁師の船に無事救助され、けがなどはありませんでした。
10月4日未明、新潟県糸魚川市で1人で漁に出た80代男性が船上で転倒し、魚を入れる箱に体がはまって身動きがとれなくなり、一時漂流状態となる事故が発生しました。男性はその後、仲間の漁師の船に無事救助され、けがなどはありませんでした。

4日午前6時すぎ、糸魚川市の青海町漁協組合の組合員から「漁協組合員の船が市振漁港を出港して戻ってこない。また、市振漁港沖で無人の漁船がくるくる回っているのが見える。これから組合員の船で捜索に向かうので海上保安庁も協力してほしい」などと上越海上保安署に通報がありました。

午前7時25分ごろ、捜索救助に向かった船が、市振沖約1kmで自走していた漁船に乗っている89歳の男性を発見し、救助。

男性は救助時、意識があり会話が出来る状態で命に別条はありませんでした。

海上保安署によりますと、男性は4日午前2時ごろに1人で市振漁港を出港し、沖合でイナダの引き釣りを開始したところ、船上でバランスを崩し、転倒。

深さ約60cmの魚を入れるプラスチック製の箱に体がはまって身動きがとれなくなり、漂流状態になっていたということです。

上越海上保安署は連絡手段を確保した上で漁に出ることや船上での転倒に注意するよう呼びかけています。最終更新日:Wed, 04 Oct 2023 20:10:25 +0900